現状、米国株と日本株、中国株を合わせて90近い名柄を保有しています。ほとんどが数千円程度。これだと例え10倍株に成長しても数万円の利益。むしろなんでもっと買っておかなかったんだろうと後悔することが予想されます。
そのため、買い増す名柄を絞っていきたいと思っています。絞るための方法の一つとして決算書の読み方を勉強したいと思います。
決算書とは、4半期または1年毎の企業の状態と、その間にいくら儲かった、損したかをまとめたものです。
主に3つ
・貸借対照表(バランスシート、B/S)
・損益計算書(P/L)
・キャッシュフロー計算書
貸借対照表(B/S)
まずは貸借対照表(B/S)をざっくり理解しましょう。
貸借対照表は左側に資産、右側に負債が記載されています。資産と負債は同じ額です。
貸借対照表はある時点でどれだけ財産を持っているかという会社の規模を表しています。
右側の負債に記載されているのはどうやってお金を調達してきたか。
借りてきた借金(利子つけて返す義務がある)=負債
株主のお金(株を売ってお金をもらってる)=株主出資
自分の資金(資本金+利益剰余金)=純資産
こうやって集めたお金を左側の資産で運用します
現金を商品(在庫)に変えて売れて手元にお金が入ってくるまでは売掛金、入金されたら現金になる。その現金をまた商品(在庫)に変えたり、設備投資したりオフィス台に使ったりしていく。
損益計算書(P/L)
損益計算書は1年もしくは4半期という決められた期間の間の収支を記載したものです。
売上
−原価
=売上総利益(粗利)
−販売管理費(オフィス家賃や人件費など)
=営業利益
+営業外収益-営業外費用(株や土地など)
=経常利益
−税金(法人税、住民税、事業税)
=当期純利益
社会人の方だと「売上は?粗利は?」といった会話をすることも多いため、B/Sに比べるととっつきやすいと思います。
キャッシュフロー計算書
会計上の言葉を使うと損益計算書(P/L)は収益−費用=利益。
それに対してキャッシュフロー計算書は収入−支出=純収入を表すものです。
いくら手元にお金があるかを表しているのでこれが一番シンプルです。どんなに利益が出ている会社でも手元にお金が無いと倒産することがあります。
3つの決算書をざっくりイメージしたら次回から投資先を選ぶ上ではどこに注目するかをお勉強していきたいと思います。
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